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  • 神戸在住です。仕事場はNPO/コミュニティ放送局。たまに女子大で先生もしています。

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ヨーゼフの眼鏡
日比野純一がアレコレ気侭に綴ります
年の瀬に思う
2006年末。僕から見えるこの国は、グローバル化と規制緩和によって弱肉強食の草原がずっと遠くまで続いている。唯一の希望は、ぞの草原に、まだまだ少ないながら草食動物を守る多様な市民活動の根がはってきたことくらい。

しかし、年の瀬に大声で言いたいことがある。

何が自助努力じゃ! 何が努力した者が報われる社会じゃ!
ただの弱肉強食の社会やないか!!!
弱肉強食の経済活動を上手くコントロールするのが政治やないか。

FMわぃわぃの番組から発信される仲間たちも声をずっと聴いてきて、今年ほど無力さを感じた年はありませんでした。でも暗闇の絶望を嘆くより、灯りを点すために一本のロウソクをさがす努力をするしかない。

2007年は、市民活動の可能性を発揮できる仕事をするぞ!!!

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わが町の唄者逝く
神戸の長田には、奄美群島の徳之島出身の人が多く暮らしています。町には民謡教室がいくつもあって、その中の一つの教室のお師匠さんで、徳之島町の山(さん)集落出身の唄者、坂元武広さんが12月11日未明に亡くなりました。

お別れのために通夜に行くと、民謡教室のお弟子さんをはじめ、島唄を通して故人とつながった多くの方が焼香に来ていました。

正面には坂元さんが愛用していた三線が供えられ、FMわぃわぃから発売させてもらったCD「徳之島 山の島唄を歌う」が会場に流れていました。

今年1月に発売したこのCDは、神戸在住の徳之島出身の方々にたくさん買っていただいたのですが、その多くはきっと日頃はCDなんか聴かないような年輩の方ばかりで、わざわざ電車を乗り継いで買いにきてくれた人もいました。遠く徳之島の町役場からも注文がありました。

「自分の取り分は要りません。その分はわぃわぃの活動に使ってください。この年になってCDを出せただけで私は十分です」

CDと神戸新聞に載った記事を手に、謙虚に誠実に語る坂元さんの顔が今も印象に残っています。

少しだけでしたが、FMわぃわぃも坂元さんといい仕事ができました。

合掌。

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